天外開発スタッフ日記

第6回 「天外III」マップ・デザイナー 丸山 浩平

■まずは経緯とか・・・

『 天外魔境III 』 マップイメージ

はじめまして、マップ担当の丸山です。

私が今回の天外IIIに関わりはじめたのは、だいたい1年半くらい前で、開発期間だけで見ると中盤くらいからでしょうか・・・
監督の芳賀さんからお呼びがかかり、「天外IIIのマップチーフやってくれない?」って。
次の仕事が天外IIIだというのは既に決まっていたのですが、まさかマップチーフとは・・・
しかもこの時点でこのポジションは2人くらいが辞退しているといういわくつき!?
まわりまわって私に矛先が・・・いやいや白羽の矢が立ったようです。

天外といえば、入社したてでいきなり関わったのは天外IIでした。
あとはサターンの第四の黙示録では、美術設定とマップレイアウトのいくつかを担当したっけ。
う〜ん、ここしばらくお手伝いプロジェクトが多かったし、ここらで大作も手がけとかんと会社に示しがつかないか?
などと、思い入れやよこしまな考えが交錯した末、「分かりました、お受けします。」と。


『 天外魔境III 』 マップイメージ

■すごいボリュウムだなって・・・

さてと、まずはプロットやその時点で決まっていた仕様書に目を通しますか。
って、それだけで一週間くらいかかっちゃいました。
「は、芳賀さん、これ本当にこの期間で作るんですか?」
さすが天外魔境!いきなり、自分の考えが甘かったことに気付かされました。
しかもマップ部分の仕様はほとんどなんにも決まってないし(汗
さ〜て、どうするかの?

『 天外魔境III 』 マップイメージ
『 天外魔境III 』 マップイメージ
『 天外魔境III 』 マップイメージ

■マップ作成ってどんな作業?

まあ、やらないと終わるものも終わらないので・・・

・まずはゲーム画面におけるマップの視点を決定します。
今回のコンセプトには3Dなんだけどぐるぐる回転しない、方向で迷わない。
というものがあったので基本的には2Dに近い見下ろし視点です。
キャラクターの頭身は変えないと言われていたので、距離の兼ね合いが難しかったですね。

・視点が決まったら、企画者と仕様書を見ながら各マップの構成や仕掛けに問題が無いか打ち合わせを行います。

・その後、簡単な立体の仮マップを作成し、再度検証します。

・仮マップと美術設定を元に各マップの担当者がマップを作成していきます。

簡単に書くとこんな感じですが、実際は絵柄の方向性を決めたり、当たり判定をつけたり、仕掛けを検証したりとまだまだたくさんの作業があります。
しかもこれが、フィールドマップ、町マップ、ダンジョンマップ、室内マップ、バトルマップとあるわけです。

とにかくすごいマップ数なので、しばらくはまるで終わりが見えない日々でした。
そして様々な困難も・・・

<次回予告>
「なんでまだ上ってこないの?!」
「ナニィ!また仕様変更!」
「だからあ、テクスチャー食いすぎなんだって・・・」
「ここでこんなにキャラ出すって聞いてないよ!」
「どうするんですか?このままじゃ、終わりませんよ!」

様々な怒号と悲鳴がこだまする中、どうなる天外III!!

え?次回、私の出番は無い?失礼しましたorz

■なにはともあれ・・・

ついに天外魔境III完成しました!

いい意味でハドソンらしく、いい意味でハドソンらしくないゲームに仕上がったと思います。

関わったすべてのスタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。
あとはユーザーの皆さんが楽しんでくれれば最高です。

私が担当したマップの作成部分だけでも100人近い方々が関わっています。
それぞれのスタッフが思い入れを込めて作ったマップを隅々まで歩いてみてくださいね。

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