
■『 天外魔境III 』 開発秘話、俺にも言わせろ!
ハドソンの久保です。今回は天外魔境IIIの美術のお話です。
その前にちょっと裏話を・・・。
3年前の話です・・・。
当時、天外IIIを復活させようという機運が社内にも高まっていた時です。酒飲みの私は、同僚のこれまた酒飲みの芳賀(天外III監督)とよく飲みに行っていました。
「天外III作りたいよねー!」
「やるなら俺たちがやろう!」
「やっぱり泣ける話がイイですよ!」
「空中戦艦出しましょう!」
「最後は宇宙だ!」
などと酔っ払いながら勝手に盛り上がってました。
(※注:本編では空中戦艦が出てきたり、宇宙に行ったりはしません)
上司にも「やるならやりますよぉ〜!」などと後先考えず軽口をたたいていたのですがそれが社長の耳に入り、あれよあれよと言う間に製作が決定してしまいました。
当然二人だけでは何も出来ないので、社内のいろんな人に声をかけ飲みに連れ出し、勧誘しました(新手の宗教みたいですね・・・)
スタッフも少ないながらも集まり始め、本格的に動き出したのが3年前です・・・。
■『 天外魔境III 』 美術設定
さて話を元に戻しましょう。
私の担当は天外IIIの美術です。
美術と一言で言いましても、色々とありましてマップ、モンスター、アイテム、モーションコンテ、サブキャラ、etc・・・
要はゲーム中の全てですね。
遊んでもらえると判りますがボリュームが半端ではないので、美術設定のスタッフだけでも凄い人数がいます。それぞれに指示を出し、上がってきたものをチェックをして、という作業がメインでした。
物によっては自分でラフを描いたりもしました。社外にもスタッフを抱えていましたので、チェックをしてメールで返答するだけで一日が終わることもありました。
そのほかにもモデルのチェックがあります。
ご存知の通りキャラクターデザインは、絵師:辻野さんです。
辻野さんのデザインを如何にしてモデルに反映させるか?
が大きな課題でした。
有能なスタッフの努力もあり、良いものに仕上がったと思います。
■天外魔境III〜NAMIDA〜宝箱5大特典、設定資料集
書き上げた美術設定は膨大な量になりました。
今回、限定版として発売される天外魔境III〜NAMIDA〜宝箱(デラックスパック)に5大特典の一つとして、設定資料集が付きます。
(シリアルナンバー付き、カラー128Pの豪華本です)
スタッフが苦労して描いた美術設定の、ほんの一部ですが載っていますので、ぜひ手に取って見て頂きたいです。
巻末には広井さん、辻野さんとの製作秘話対談も載っています。
最後は宣伝になってしまいましたが、
天外魔境III〜NAMIDA〜 もうすぐ発売です!
ぜひ遊んでください!